「通関業法」
通関業者や通関士に関する決まりが出題されます。
主な内容は、通関業の許可、通関士の設置、通関士の確認、通関業者や通関士の義務、監督処分などです。
法律の専門用語が多いため、最初はテキストを読んでも分かりにくいことがあります。まず全体の仕組みを理解し、その後に過去問を繰り返すと覚えやすくなります。
条文をすべて暗記するのではなく、次の点を区別して覚えることが大切です。
・誰が手続を行うのか
・誰に申請や届出をするのか
・どのような場合に許可や確認が必要なのか
・どのような場合に処分を受けるのか
・期間や年数がどのように決められているのか
「関税法」
輸出入の手続、関税の計算、保税制度、関税定率法、関税暫定措置法、外国為替及び外国貿易法などが出題されます。
学習する範囲が広く、似た制度や期間も多いため、単に文章を暗記するだけでは混乱しやすい科目です。
次のように内容を分けて整理すると学習しやすくなります。
・輸出や輸入の申告手続
・関税の確定と納付
・修正申告、更正、決定
・保税地域と保税運送
・関税の減免税や戻し税
・課税価格の決め方
・関税率や品目分類
・輸出入の禁止・規制
法律は毎年改正されていますので、過去問の正答が現在は違う可能性があります。法改正に対応しているテキストを用意するなどして正確な情報を勉強しましょう。
「通関実務」
輸出申告書や輸入申告書の作成、貨物の品目分類、課税価格、関税額などが出題されます。
知識を覚えるだけでなく、問題文や資料を読み取り、決められた時間内に申告内容や計算結果を導く力が必要です。
特に申告書問題では、次のような作業が必要になります。
・仕入書などの資料を読み取ります。
・貨物の品目分類を判断します。
・統計品目番号を選びます。
・課税価格を計算します。
・適用される関税率を確認します。
・関税額などを計算します。
通関実務は、問題の解き方を理解していないと時間が不足しやすい科目です。早い時期から過去問や練習問題に取り組み、電卓を使った計算にも慣れておくことが大切です。