通関士 過去問
第59回(令和7年)
問3 (通関業法 問3)

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問題

通関士試験 第59回(令和7年) 問3(通関業法 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述は、通関業法第1条に規定する同法の目的及び同法第2条に規定する用語の定義に関するものであるが、( ハ )に入れるべき最も適切な語句を下の選択肢から選びなさい。

1. 通関業法は、通関業を営む者についてその業務の( イ )、( ロ )等必要な事項を定め、その業務の適正な運営を図ることにより、関税の申告納付その他貨物の( ハ )に関する手続の適正かつ迅速な実施を確保することを目的とする。
2. 「業として通関業務を行う」とは、営利の目的をもって通関業務を( ニ )して行い、又は( ニ )して行う意思をもって行う場合をいい、営利の目的が直接的か間接的かは問わないものとし、通関業務が他の業務に( ホ )して無償で行われる場合もこれに該当することとされている。
  • 規制
  • 業務体制の構築
  • 後続
  • 従業者の配置
  • 処理
  • 性質
  • 先行
  • 断続
  • 通関
  • 通関士の設置
  • 取扱い
  • 反復継続
  • 附帯
  • 目的
  • 連続

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この過去問の解説 (2件)

01

(ハ)に入れる最も適切な語句は、「通関」です。

通関業法第1条は「関税の申告納付その他貨物の通関に関する手続」を適正かつ迅速に行うことを確保する、という形で目的を定めています。

 

この問題のコツは、通関業法第1条の言い回しをそのまま押さえることです。第1条は、通関業者の業務について、規制や通関士の設置などを定め、関税の申告納付とあわせて、貨物の通関に関する手続を適正かつ迅速に行うことを目的にしています。

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02

この問題「通関業法第1条及び第2条を条文通りに覚えているか」を確認している問題です。

通関業法は、通関業者の業務について、規制や通関士の設置などを定め、関税の申告納付や貨物の通関手続を、適正かつ迅速に滞りなく行えるようにするのが目的です。

「業として通関業務を行う」とは、営利の目的をもって通関業務を反覆継続して行い、又は反覆継続して行う意思をもって行う場合をいい、営利の目的が直接的か間接的かは問わないものとし、通関業務が他の業務に附帯して無償で行われる場合もこれに該当することとされている。

これが全文となります。


 

選択肢2. 業務体制の構築

業務体制の構築とは、通関業務を適正に処理するため、通関士の配置を含む人員及び管理体制を整備することをいいます。


 

選択肢3. 後続

後続とは、先行する行為を受けて、その結果や前提に基づいて行われる行為をいいます。

選択肢4. 従業者の配置

従業者の配置とは、通関業者が通関業務を適正に行うため、必要な人員を選任し、業務内容に応じて適切に割り当てることをいいます。
 

通関業者は、営業所ごとに、一定数の通関士を配置しなければなりません。

従業者の配置だけでは不十分となります。


 

選択肢5. 処理

通関手続を進めるための実務全般が「処理」です。

ここでは通関業務に関しての定義の話なので不適切です。


 

選択肢6. 性質

通関業における性質とは、通関業務が本来もっている内容・役割・重要度といった本質的な特徴を指します。

選択肢7. 先行

先行とは、ある行為や判断が、他の行為よりも時間的に先に行われることをいいます。

選択肢8. 断続

断続とは、行為が連続していなくても一定の間隔をおいて繰り返し行われることをいいます。

月に数回だけ行うだけでも続いているので問題なしとなるのが断続です。

継続、反復、断続、連続は間違えやすいので注意が必要です。

連続は継続の一形態であり、同列に並べません。

語感で覚える時は

・継続:ずーっと

・断続:とびとび

・反復:どっちも含めて「何回も」

と覚えるとわかりやすいでしょう。

この3語がセットで出る問題は、「業として通関業務を行う」と必ず結びつきます。


 

選択肢9. 通関

第一条 この法律は、通関業を営む者についてその業務の規制、通関士の設置等必要な事項を定め、その業務の適正な運営を図ることにより、関税の申告納付その他貨物の通関に関する手続の適正かつ迅速な実施を確保することを目的とする。

とあります。

なのでこの問題の答えは

(イ)規制

(ロ)通関士の設置

(ハ)通関

となります。

選択肢11. 取扱い

取扱いとは、貨物や書類、申告内容などを対象として行う具体的な処理・対応のしかた全般をいいます。


 

選択肢13. 附帯

附帯とは、主たる業務に付随して、切り離せない関係で一体として行われる業務をいいます。

選択肢14. 目的

目的とは、ある行為や制度が何のために設けられ、何を実現しようとしているかという根本的な狙いをいいます。

通関業法の目的は、次のとおりです。

通関業法は、通関業を営む者についてその業務の適正な運営を図り、もって関税の適正かつ迅速な賦課徴収その他貨物の輸出入に関する手続の適正な実施を確保することを目的とする。

選択肢15. 連続

この選択肢はひっかけです。

まとめ

この問題は通関法の基本的な部分です。

言葉の意味を一つ一つ理解して間違えないように注意しましょう。

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